毎度閲覧ありがとうございます!
また多忙な時期になりまして、ブログの更新頻度が落ちましたが時間を見つけて更新していきますのでよろしくお願いします!
今回は双葉町の北小学校裏の道路災害復旧工事について紹介いたします。
工事の開始時期は8,9月頃から始まりましたが、その前に農地転用など手続きがあり、現在は工事の殆どが終盤に差し掛かり11月下旬に竣功予定です。
今回の工事の中で、メインの地盤改良についてご紹介いたします。
今回の地盤改良はパワーブレンダー工法(WILL工法)で中層混合処理を実施しています。
中層混合処理とは、粘性土や砂質土などの軟弱地盤を安定した状態にするための軟弱地盤処理工で、 表層混合処理工と深層混合処理工の中間に位置し、 セメント系のスラリーと原位置土を機械攪拌することで地盤を固結する工法です。
↑ネット引用
今回実施しているWILL工法は、従来の中層混合処理工法と比べ、リボン型スクリューにブーメランプレートが装着された特殊形状の攪拌翼がブレンダーの先端に取り付けられていることが特徴であり、N値30を超える礫層でも施工可能となり、掘削性能が飛躍的に向上したという特徴があります。
↑ネット引用
↓リボン型スクリュー
↓施工状況イラスト
↓実際の地盤改良状況
施工管理としては、
ex)3.0m×3.0mの5.0mの地盤改良する場合は、パワーブレンダーの一回挿入する改良幅1.2m×1.2mなので9回挿入(改良ラップ幅深めて)することで改良面積はクリアでき、改良深さはパワーブレンダー自体にマーキングするか、支持層到達(地盤の硬さの違いより)で判断するか、運転席のモニターで確認する方法があります。
※一回挿入したかの判断は、支持層又は設計深さまで到達して一回の挿入したとカウントするとのこと。
↓10月末時点での復旧状況
以上が地盤改良の紹介でした!
現場は色々と上手く進まないところがあったと思いますが、無事に竣功に近づいていますね!
残り僅かの工期で、別途追加もありますが事故無いように施工をお願い致します。
それでは、また次回の更新で!
ご安全に!!!