除染土壌運搬業務

お疲れ様です!

本日は、除染土壌の運搬業務を紹介します。

 

 

過去に実施され汚染土壌撤去で発生した除去土壌が集積されている仮置場(大型フレコン約3万袋)から、今回私たちは積込み~受入先への運搬業務を実施ております。

受注してから先週までは準備を行い、今週から本格的に運搬業務を開始致しました。

大まかな作業内容としては、『はいくずし作業(ラフター)』⇒『積込み(バックホウ)』⇒『運搬(ダンプ)』

業務上の安全面は厳しく見られている為、現場は緊張感があることでしょう。

特に熱中症については、アスファルト面からの照り返し、はい作業上でのシートからの照り返しや湿気、海からの湿気等の気温のみならず気を付けるポイントがたくさんあり、個人個人の体調管理や周囲の目配り、朝礼や昼いちの声掛け・水分補給がとても大切になってきます。重機作業もあるため、人の導線確保・作業区画、吊荷直下の人払い等を徹底して作業をお願い致します。

 

現場代理人を始め、従事している方々は、工期が長いため苦労することが多々あると思いますが、無事故・無災害を継続し竣工まで業務を遂行してください。

 

 

ここから余談になりますが、皆さんは除去土壌が運搬された後はどのうように処理されているかはご存じですか?

投稿者はなんとなくは分かっていますが、詳しくは分かっておりません。

なので、中間貯蔵施設のホームページの資料を引用してご説明したいと思います。多少間違いがあるかと思いますが、ご割愛をお願い致します。

 

仮置場から運搬してきた大型フレコン(除去土壌)は、受入・分別施設にて大型フレコンの中の可燃物や金属などの異物を取り除き、分別した土壌は土壌貯蔵施設まで運搬し、重機によって敷均し締め固める。

貯蔵完了後は、上部に遮水シートと覆土を施します。

 

 

可燃物は、焼却し減溶化します。

 

 

減溶化施設で発生した灰は、鋼製の角形容器に封入して鉄筋コンクリート造等の廃棄物処理施設に貯蔵します。

 

上記の過程を経て、大熊町のみならず福島県内の除染に伴い発生した土壌や廃棄物等を安全に貯蔵する施設を設け、最終処分にむけて動いていくと思います。

以上余談でした!

 

 

本日は以上です!

ご安全に!!!